姫路市飾磨の調剤薬局
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症状別便秘薬の選び方

 

主に3つ便秘の種類があります。複数の便秘にまたがっていることも普通にあります。どれか一つだけに該当すると決め込まない方が良いでしょう。例えば、極端なダイエットによる弛緩性便秘と、朝忙しいのでトイレに行く暇がないので直腸性便秘が混合しているといった場合もあります。大まかにどのあたりか考えると良いでしょう。

弛緩性便秘

大腸の動きが弱いために起こる便秘です。便が大腸に溜まる時間が長くなるために、便から水分が吸収されすぎて便が硬くなる傾向があります。女性や高齢者などがなりやすく、多くがこの便秘にあたります。太い便が多いです。

老化による腸の動きの低下や極端なダイエット、運動不足、水分不足、睡眠不足、病気(糖尿病、甲状腺機能低下症、うつ病など)によって引き起こされます。

薬によって起こる便秘もこちらです。便秘を引き起こす薬は抗コリン作用のある薬(睡眠薬やうつ病治療薬、パーキンソン病治療薬など)やCa拮抗薬、降圧利尿薬などがあります。どの医薬品にそういった作用があるかについては身近な薬剤師にご相談ください。

対処法

状態 方針 薬以外の方法 当店の薬
大腸が弛緩 大腸を刺激 香辛料、酸味、脂質を適度に

非水溶性食物繊維を摂る

適度な運動

刺激性下剤

(アントラキノン類(センナ、ダイオウ、アロエ)ピコスルファート、ビサコジル)

えびす調剤薬局便秘薬

トチモトのセンナ末P

便が硬い 便を軟らかくする 水分補給

水溶性食物繊維を摂る

塩類下剤

(酸化マグネシウム)

えびす調剤薬局便秘薬3号A

ポイント

・薬以外の方法→塩類下剤→刺激性下剤の順に検討する方が良い

・刺激性下剤は習慣性があるので出来るだけ使わない方が良い

・刺激性下剤は使用頻度さえ守れば絶対に使ってはいけないという訳ではない

だいたいの目安

長期戦の場合、2、3日に1回くらい飲みたい場合はアントラキノン類

ピコスルファートビサコジルはもうちょっと間を空ける

短期集中戦(1週間くらい)として使っても良い。しかし、出口戦略も必要。

 

・朝の食後の排便を大事にしましょう

腸は食後に大きく蠕動運動します。特に朝食後の蠕動運動は大きいものでこのタイミングを大事にすると良いでしょう。朝多めに食べ物を摂って、排便の時間を作りましょう。起きかけに冷たい水や牛乳を飲むとさらにおなかの動きを刺激します。

 痙攣性便秘

大腸が過剰にけいれんすることで起こる便秘です。大腸が小さく動く代わりに排泄させるための大きな動きが出来ない状態です。細い便やコロコロとした便になることが多いです。過敏性腸症候群などが典型的なものとして挙げられます。

硬い便の後に柔らかい便が出るなど、下痢と便秘を繰り返すことも多いです。原因は精神的ストレス(自律神経の乱れ)、環境の変化などがあげられます。

対処法

状態 方針 薬以外の方法 当店の薬
腸のけいれん 腸の動きを整える

腸への刺激を減らす

香辛料、刺激物、脂質、アルコールを控える 過敏性症候群の受診歴のある方はセレキノンS

受診歴のない人は無し

便が硬い 便を軟らかくする 水分補給

水溶性食物繊維を摂る

塩類下剤

(酸化マグネシウム)

えびす調剤薬局便秘薬3号A

ポイント

・セレキノンSは実店舗でしか販売していない

一度、医療機関を受診して過敏性腸症候群の診断をもらわないと買えない

・ 刺激性下剤は絶対に使わない。

・膨張性下剤を謳っている商品でも刺激性下剤の成分が含まれる場合があるので使用しない。

直腸性便秘

トイレを我慢することで起こる便秘です。我慢しつづけると便意を感じにくくなります。人間の体は通常、食事による胃の動きに反応して直腸も反射的に動くようになっています。特に朝食後に良く起こることです。しかし、このタイミングを逃すことで直腸に便が到達しても排便反射が起こらす、便が停滞して排便が困難になります。

対処法

状態 方針 薬以外の方法
便意が無い 便意を作る 朝食後のトイレを大事にする

腹式呼吸

30分以上の歩行運動

なし

ポイント

・薬以外の方法が上手くいかないとき、刺激性下剤や坐剤、浣腸を使う

・食べ物を食べると胃が動く、胃が動くと直腸も動く、食後を大事にする

・朝の食後の排便を大事にしましょう

腸は食後に大きく蠕動運動します。特に朝食後の蠕動運動は大きいものでこのタイミングを大事にすると良いでしょう。朝多めに食べ物を摂って、排便の時間を作りましょう。起きかけに冷たい水や牛乳を飲むとさらにおなかの動きを刺激します。

弛緩性便秘+直腸性便秘

弛緩性便秘と直腸性便秘の両方を検討しましょう。

 

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