姫路市飾磨の調剤薬局
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甲状腺機能低下症の薬の紹介と注意点

甲状腺機能低下症とは

甲状腺ホルモンは甲状腺から分泌されるホルモンで、全身の新陳代謝や機能に関わる大切なホルモンです。甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンが低下する病気で、慢性の甲状腺の炎症(橋本病)が原因になっていることがほとんどです。甲状腺ホルモン剤を適切に服用すれば日常生活や妊娠、出産に問題は起こりません。

治療に使う薬の解説

薬物治療は甲状腺ホルモンを補充するものになります。合成した甲状腺ホルモン(レボチロキシンナトリウム)を服用することがほとんどでしょう。レボチロキシンは長い期間体の中に残るため、毎日決まった時間に服用することで安定した甲状腺ホルモン値を維持できます。

甲状腺ホルモン剤と相互作用のある薬

一部の薬が甲状腺ホルモン剤の吸収を阻害することがあります。以下のような薬です。

これらの薬を服用されている場合は甲状腺ホルモン剤と同時に服用せず、時間を空けて服用しましょう。

 

カテゴリー 主な成分 疾患カテゴリー
鉄剤 フマル酸第一鉄、クエン酸第一鉄ナトリウムなど 貧血の薬
アルミニウム含有製剤 乾燥水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム配合剤など 一部の胃薬
炭酸カルシウム 沈降炭酸カルシウム製剤など 一部の胃薬
陰イオン交換樹脂 コレスチラミン、コレスチミド 一部の脂質異常症治療薬

鉄やアルミニウム、カルシウムを含むサプリメントも同様に甲状腺ホルモン剤の効果に影響を及ぼします。

その他、ワルファリンカリウム(抗凝固剤)、カテコールアミン類(交感神経刺激剤)、強心配糖体(心不全治療薬)、血糖降下薬、フェニトイン製剤なども相互作用がありますが、必ずしも併用が禁止されている訳ではなく、患者様ごとの病状によって対応が異なります。

生活での注意点

ヨウ素は甲状腺機能を低下させることがあります。昆布や昆布のダシ、ヨウ素を含むうがい薬などに多く含まれていますので、過剰に摂らないよう注意した方が良いでしょう。

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