姫路市飾磨の調剤薬局
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なんで風邪薬や解熱鎮痛薬にカフェインが入っているの?無かったらダメなの?

カフェイン

かぜ薬や解熱鎮痛薬のパッケージを見るとかなり多くの商品に「無水カフェイン」という成分が入っていることに気づくと思います。この「カフェイン」、何のために薬に含まれているのでしょうか。

カフェインの作用

カフェインは中枢神経にはたらいて、覚醒作用や交感神経を興奮させる作用があります。

かぜ薬

カフェインは解熱鎮痛成分の補強や眠気の改善のために入っています。

総合感冒剤には鼻水を抑える成分が入っており、鼻水を抑える成分には「眠気」という副作用があります。このためかぜ薬を服用すると眠気が引き起こされます。

でも、カフェインには眠気の副作用を完全に防ぐほどの覚醒作用はありません

車の運転や危険な作業は控えましょう。

かぜをひいて、スッキリして作業をしたい人(※運転はダメです)はカフェイン入りのかぜ薬で、ゆっくり休んで寝たい人にはカフェインが無い方が良いのかもしれません。

当店も普通のかぜ薬を作っています。

かぜ薬を作りました

解熱鎮痛薬

アセトアミノフェンの効果の補強としての効果があります。コクランライブラリに研究がありました。コクランライブラリにはたくさんの試験を総合評価した研究結果が掲載されています。

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/14651858.CD009281.pub3/full

The addition of caffeine (≥ 100 mg) to a standard dose of commonly used analgesics provides a small but important increase in the proportion of participants who experience a good level of pain relief.

 

一般的に使用されている標準用量の鎮痛薬にカフェイン(100mg以上)を追加することで、良好な水準まで痛みが軽減した参加者の割合にわずかであるが重要な増加がある。(拙訳)

「わずかであるが重要」というのがポイントでしょう。

この研究ではイブプロフェンへのカフェインの追加されています。

イブプロフェン+カフェインの商品と言えばこのあたりでしょうか。

 

 

他にも、ACE処方と呼ばれる構成の商品もあります。

A=アセトアミノフェン

C=カフェイン

E=エテンザミド

という構成です。

商品としては、

などです。

このようにカフェインは、薬の主要な役割を担っているのではなく、様々な作用のサポートを行うために入っています。

 

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