姫路市飾磨の調剤薬局
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解熱鎮痛で有名な薬バファリンA。他の薬とちょっと違っているって知ってました?

バファリンAという薬をご存知でしょうか。

有名ですね。

みんな聞いたことのあるバファリンA、実は専門的にはちょっと変わった薬です。
今回はバファリンAの面白いところを紹介します。

バファリンAはアスピリンという有効成分が含まれています。
このアスピリンが体の中でいろんな作用を起こして、熱を下げたり、痛みを和らげたりします。

普通の薬の作用の仕組み

普通、薬の成分はターゲットとなるタンパク質にくっついてその作用を発揮します。

そして普通の薬は、薬の濃度が高くなるとたくさんくっついて、濃度が下がると離れていくというような緩い結合によって作用が生まれます。
そんなわけで普通の薬は

血中濃度上がる
→いっぱい結合する
→作用が強くなる

血中濃度が下がる
→結合が離れていく
→作用が弱くなる

といった感じの体の中の動きがあります。

アスピリンの作用の仕組み

しかし、アスピリンは違います。タンパク質と一度くっつくと離れません。


血中濃度が下がっても、結合が離れなかったら、効果は下がりませんね。
では、アスピリンは永遠に効果が持続されるのでしょうか。

 

普通考えて、そんなことはあり得ませんよね。
アスピリンの効果は6時間くらいで無くなります。

 

それはタンパク質の方に要因があるからです。

アスピリンや他の解熱鎮痛薬がくっつくのは、シクロオキシゲナーゼという名前のタンパク質です。
このシクロオキシゲナーゼは体の中のいろんな場所で産生されるのですが、頭痛や生理痛の場合、血管の内側の壁から生まれたシクロオキシゲナーゼがターゲットになります。
この血管の内側の壁から生まれたシクロオキシゲナーゼ。どんどん産生されて、6時間くらいで新しいシクロオキシゲナーゼに入れ替わります。

このように薬の効果には、薬以外にも体の仕組みの要因があることがあります。

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